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2009年08月01日

猿にもできた! PART7 (ソラマメでDIY その4)

 私でございます^^ 
 さて、「ソラマメでDIY」の続きをいかせていただきます。
 ソラマメで日曜大工なんて・・・?  人に言われるまでもなく、それを書くことの意義について自問自答してまいりましたが、ついに最後まで来ちまいましたww
 ところで、今日は気分がいつもにも増してハイなので、丁寧な言葉でいってみたいと思います!



 「その3」までで6段の棚づくりまで紹介しましたが、本日は
 「仮組み」 ⇒ 「分解」 ⇒ 「塗装」 ⇒ 「最終組立て」 といかせていただきます。
 ただし! 
 我家は貧乏なるがゆえ大変手狭であり、製作場所からラック設置場所まで廊下をつたって完成品を移動することが困難なため、一旦ばらして移動する必要があります。それで、こんな面倒くさい工程を踏むわけです。
 広~いお家にお住まいのお金持ちの方は、
「最終組立て」 ⇒ 「塗装」 という工程で差し支えないかと思います。 そこんとこ夜露死苦 !!
    ↑ お金持ちは自分で作らんだろなどと言わないでネ。 ww


【仮組編】

 まず、工程を大雑把に説明しますと、
1 前回までに作成した6つの棚をブン長い2本の板で左右から挟み込む。
2 左右のグラグラを小さくするため、3枚の板(板取図の③)を背にはる。
3 さらに強度アップのため、筋交い(板取図の⑥)をはる。 
 (※ 板取図に⑥、⑦って書きましたが、結果、1本で済んじゃいました。)
 ってことだけです! どうです、簡単でしょう^^

 でもね、簡単な中にも多少のテクは必要とされるわけでして、その中でも一番重要なのが直角取りと垂直取りです。
 自分の場合、小さな作品の直角取りはは「さしがね」を用いますが、今回のような比較的大きなものを作成する場合は次の写真のようなベニア板の角を利用した物を使用してます。



 さらに、ドア、ふすま、柱など、直角や垂直が取れそうなものは何でも利用します。(ただし当然のことですが、柱についてはそのもの自体が垂直に立っていることが大前提です! ・・・意外と傾いてたりして・・・ ヤバッ ww)

 さて、まずは一番重要な最下段の棚を立板に装着してみましょう!
 こいつらさえしっかりと直角に据え付けられれば、とりあえず安心です!
 直角な物(ベニヤの角を利用して作ったさしがね?)を丁寧にあてがい、ずれないように猫の手(うちの場合はアンチャンw)を借りて、電動ドリルドライバーでビスを打ち込みます。



 ここで注意したいのは次の2つです。

注意1: いきなりビスを打ち込まず、必ず通常の電動ドリルで導穴をつくれ!
(いきなりビスを打つと微妙にずれることが多く、また内部の節に当たって途中で刺さらなくなったりすることがあります。特に端っこの方は割れたりすることがあり、注意が必要です。)




 ねじ山にはドリルドライバーを真直ぐあてがうこと! こんな当て方はねじ山をなめちまいます。

 注意2: この時点では、側面から見た垂直(直角)のみに集中し、前面から見た垂直は気にしなくて良い。
 (6段棚をある程度正確に作っていれば、前面から見た垂直は意外と真直ぐになるし、後で多少の調整もできます。)

注意3: ビスは1箇所につき3~4本をずらして打つべし!
 (側面は背面のように筋交いを入れないので、ビスを多数打ちすることでこれを補います。)



注意4: ビスは飛び出さないサイズを選べ!
 (これは常識中の常識w 自分は次の写真のものを使いました。長さは35ミリです。)




 とりあえず左右に立板装着!


 ぴったり垂直^^


 次に、2段目以降の棚の装着位置に鉛筆でマーキングをしましょう!



 そしてマーキングした位置にさしがねなどを当て直角を取りながら、どんどんビス打ちをしていきます。
 ※ ただし、調子に乗ってビスを埋め込み過ぎないようにしましょう!



 6段の棚を装着したら、次に背面の3枚板と筋交いを装着します。
 この時点で、前面から見て多少左右に傾いたりしてると思いますから、しっかり垂直を取りながらビス打ちをしてください。
 垂直取りの方法として、自分は写真のような糸と錘を使用しています。なんか本格的になってきましたwww



 でも、前に述べたように、家の中の柱などを利用して垂直を取ったっていいんですよ!そっちの方が簡単ですからね^^
 でも、でもね・・・  何度も言いますが、その柱自体が垂直に立っているかを充分確認してくださいね!

 さてさて、とりあえず仮組み完成! で、記念撮影。パチコ!



 で、ここでふと気付いたことが・・・・
 筋交いの向きを逆に付けちまったぜ~~~~~~~ @@;
 PC本体の後ろってコード類が死ぬほど出てるし、通風のためにも開けておくことが必要だもんね。

 で 、付け替えましたともさ・・・  ハア;  (私、引き返すのって大嫌いなんですよね;)


【分解編】
 
 説明不要です! ドリルドライバーのスイッチを切り替えてビスを抜くのみ!


【塗装編】

 仮組みしたら普通誰でも考えてしまいます。
 何を? ってですか。  そう! 塗装せずこのまま使ってしまおうかってですw

 でも、塗装はやらなきゃダメです^^

 塗装を行うメリットは次のとおりです。
① 表面が硬化し傷がつきにくくなる!
② 後々、カビや汚れがつきにくくなる!
③ 何といっても、白木の状態より数ランクビューティフルになる!
です。

 さあ、塗装をはじめるぜ~~~~~~~~! (あ! 今日は丁寧語、丁寧語^^)

 私は、塗装面に砂ぼこりなどがつくのがいやなので、基本的に塗装は室内で行います。
 しかし、「油性塗料」を室内で使用した場合、家族全員からブーイングがおこります。当然ですねww
 で、家から追い出されても困るので、室内で塗装を行う場合は「水性塗料」を使用します。
 今回は、次の写真のようなものを2本使用しました。


 これは、ケーヨーD2のオリジナル商品です。でも、似たような物はいろいろなメーカーからたくさん出てます。今回は白木の美しさをより出すためにクリアー塗料を使用しました。ビンに入っている液体は白いですが、乾くと透明になります。経年変化と日焼けで多少色が変化することがありますが、まあそれもよし!ってことで多用してます^^

 塗装を行う場合の注意点は次のとおりです。
① 必ず写真のようなブルーシートと廃材を利用した台を使用すること!


 塗料はどんなに注意しても必ずこぼします。必ずブルーシートを敷くこと!けちって古新聞で代用するのは×です。下面に塗料が回ったりした場合、新聞紙自体や印字が木に付いてえらい目に合いますよ!
 廃材による台は、塗料が下面に回ってしまったときに貼り付いてしまうことを防止するためのものです。

② ピンセットを用意しておくこと!
 はけの毛が抜ける場合があるので、そのときは生渇きのうちに取り除くこと。

③ 塗装するときは塗料をたっぷりはけに染み込ませ、多少しごいたら一気にダーっと塗るべし!
 これは、最重要ポイントです。

④ 生渇きの箇所をチマチマと重ね塗りするのは厳禁!
 うすら汚い作品にしたいのなら是非やってみるようにwww

⑤ 必ず2度塗りすること
 2度塗りにより、素人塗装でも塗りむらが消え、美しさがアップ!
特に、キーボード台やディスプレイ台のような最も目に付きかつ使用頻度の高い部分は3~4度塗りを施すことを薦めます。

 
 ダーっと一気にな!


 木工ボンドが水分を吸って白くなったりするが、気にしない! 乾けばもとの透明に戻ります。



 ※ 塗装後は・・・ そうだなぁ~ 最低2日は乾燥させましょうかねぇ~ 


【最終組立編】

 まずは組立てを行うPCラック設置場所のかたずけをしなくちゃなりません。
 今作業において、最もおっくうな作業です。   はあ、広い家が欲しい!



仮組みのときのネジ穴に、再度ビスを打ち直していきます。
仮組みしたときに、目立たない部分にマーキングしておくと作業が楽です。



 はい! 最終組立て終了です^^


 仮組みの時より綺麗でしょ^^ 
 え?変わらないって・・・ 棚に立板が写り込んでるのがわかりませんか? 実際は写真でみるよりずっと綺麗ですよ^^

 機材を置いてみました。


 無駄のない設計だったので、従来の既製品と比較して部屋のスペースをさほどとらないのに、大変余裕のある作りになりました。 ばんざ~~~い ^ ^


 もっと大型のPC本体も余裕でいけそうです。


 ディスプレイも、24型ワイドどころか、26型ぐらいまでいけそうです ♪


【検証】

 いやはや、ついに完成しました。
 最後に、当初の考えとの検証をしてみたいと思います。

1 誰でも作れるものであったか?
 難しい作業を極力省き、中学校技術で学んだ程度の知識とテクで作れるよう配慮したつもり・・・
 したがって及第点(○)

2 制作費は8000円以内に抑えられたのか?
 今回かかった費用は次のとおりです。

・ 1×4材 178円×18本   3,204円
・ 1×3材 240円×4本     960円
・ 木工ボンド           198円
・ かくし釘             418円
・ 35ミリビス           378円
・ 紙やすり   58円×3枚   174円
・ 水性クリアニス   998円×2本  1,996円
・ ブルーシート          298円
・ はけ                88円
・ 塗装缶             148円
 
 で、合計7,862円です! 何とかおさまりましたww
 でも自分の場合、塗料1本とかその他数点は家に既にあったものを使用したため、実際は5,974円しかかかりませんでした。
 
 ということで、評価は(◎) ^^

3 美と機能性はどうであったか?
 どちらも自分としては(◎)です!

4 極力省スペースでかつ分解移動が可能なものとなったか?
 これも自分としては(◎)です!
 さらに、1万円以下の安物ラックと比較して、頑丈さは数段上です。


 と、いうことで・・・  総合で◎、大成功です !!

 いや~4回に分けたリアルシリーズ・・・  お付き合いいただきありがと~~~~^^
 これに懲りて・・・・・
そのうちまたやります! うはははは
 「無料食材を利用したメチャ美味料理編」でもやるかな? また夜露死苦♪

 さ~て、インワールドに戻るぜ!
  

Posted by Kasumichan at 02:34Comments(2)